芳春園 岩井勘造商店より お知らせ

  •  ◆ 本年度の茶取引価格の高騰に伴い、弊社商品の値上げを令和7年秋より随時行います。約40年大きな値上げは行わず営業しておりましたが、本年度の異常な価格高騰には対処できず決断致しました。皆様には多大なご無理を申し上げる事になりますがご理解の程宜しくお願いします。 9月1日より玉露、10月1日より抹茶の価格を改定いたします。煎茶、出物類、ほうじ茶等は本年度は据え置きとし、令和8年4月1日より改定いたします。

  •  ◆ 令和7年度京都府産新茶を使用した煎茶ティーバッグを6月29日より販売いたします。それに伴い現行の価格を¥700(税込)から¥800(税込)に改定致します。詳しくは商品ページよりご覧下さい。


茶商としての願い


茶という世界を語るとき、おのずとでてくるのが「茶の湯」。
そこには、深閑とした中に響く一点の音にも似た、優麗さを感じさせます。
「宇治茶には響がある」と言った人がいます。
例え、それが職場で飲む茶でも、家で飲む茶でも、茶の湯でも、茶を飲んだ余韻は同じではないでしょうか。
「一服する」この終止符にも似た余韻こそ、私どもが大切にしたい言葉です。
"茶" と書いて "うるほひ" と読ませたい。
いつどこで飲んでも「茶は深く静かにしみいる"うるほひ"」であってほしい。
それが、茶商たる私どもの願いです。